愛車「KAWASAKI Z1」 BULL DOCK GT-Mの紹介①
私の愛車「KAWASAKI Z1(以下Z1)」は、1975年製で私と同じくアラフォーでございます。
アラフォーともなれば、膝や腰、肩や目…さまざまな所に痛みや軋みが出てまいります。私はとくに左肩と左腰、左膝といった体の左側があまり芳しくありません💦
今回は、私の紹介ではありませんでした…
私と同じアラフォーな愛車のご紹介です。
隅々までメンテナンスされた彼は、アラフォーと言えどもとても若々しい。
そんな彼が、若さを保っている秘訣を今後複数回(不定期)に亘ってご紹介してまいります。
第1回目は「Before/After」…その前に…
コンプリートマシン「GT-M」
Z1特有のスタイルに惚れ込んだ私…旧車である以上はトラブルを覚悟せねばならず、多少のトラブルは自分で修理せねばならないと思っていました。
しかし、その必要はないと知ったのは、Z1の購入を決意して間もなくのこと。
私がZ1を購入したバイクのカスタムショップ「BULL DOCK」さんでは、コンプリートマシン「GT-M」を製作しています。
GT-Mとは…シンプルに言うと、お客さんの要望や予算に応じて、一から製作するマシンのことです(あまりにも簡単すぎて怒られちゃうかな💦)。
一から製作するということで、自分好みの乗り味やライディングポジション等の細かな調整もしてくれますし、さらにエンジンや電装系などの旧車特有のトラブルを未然に防ぐことも可能です。
私にとっては、このトラブルを未然に防止できるという点が非常に大きく、同社にZ1製作を依頼した最大の要因と言えます。
もちろん、バッテリーの寿命という予期せぬ(?)トラブルはございました。しかし、これは現行車でも起こり得ることでございますので、あしからず。
では、マシンを「一から製作する」とはどういうことなのか…
Before
まずはベース車両の紹介です。
アメリカン仕様にカスタムされているようで、ローダウンされています。
エンジンのヘッドカバーなどところどころが微妙にメッキ処理されていて、全く私好みではございません💦
ただし、ベース車両としては、良い程度の車両が減少の一途をたどる中では、まぁまぁ良い方とのことでした。
そんな車両が…
素っ裸に…否、フレームだけの姿に。
大型バイクに分類されるZ1ではございますが、フレームだけになってしまうととても華奢に見えてしまいます。やはり現行のマシンとは大きく異なる部分と言えますね。
フレームがこのままでは、やはり華奢なまま。今後組み上げていく足回りやエンジンとのバランスを考えて補強を行いました。
After
納車時の姿。
新車と見紛うばかりの立ち姿でございます(登録は新車扱い💦)。
自分の愛車に言うのもなんですが、やっぱりカッコいい。
しかし、私が最も驚き、そして嬉しかったのは、何といってもその乗りやすさ!!
まず、アクセル開度の感覚が私にドンピシャでございます。
かつて、仕事の関係で「KAWASAKI ZRX1200ダエグ」に何度か乗ったことがあり、どうもアクセルの感覚が敏感な感じ、あるいは私が鈍感すぎるのか、微妙な違和感を感じたことがございました。その時はリッターマシンだからかなと思い、そのため、Z1も慣れるまで少し時間が必要かと考えておりましたが…そんな時間は必要ありませんでした。
次に、停車時の安定感。
私は小柄かつ非力なため、立ちゴケの危険がいつでもございます。まぁ、一般的な身長の方でも立ちゴケはあるようですが💦
とにかく、停車時に安定感がないと不安で仕方がない。買ったはいいけど、立ちゴケばかりじゃ何も面白くないと不安で一杯でございました。
なにせ、以前の愛車「YAMAHA SR400」は車体が軽いにも関わらず、停車時に「フラっ」としてしまうことが多々💦 その前に乗っていた「HONDA CBR250RR」では、2~3度の立ちゴケを経験💦
そんな私が、「ピタっ」と停車。いつでもどこでも、ちょっと荒めにブレーキしても…本当に驚きました。
この2点については、納車直後の驚きと喜びで今でも鮮明に覚えております。
おそらく作り手の丁寧な仕事がこのようなマシン性能を引き出しているのだろうと、容易に想像することができました。
改めて、「バイクに乗ることの楽しさ」を実感できた納車日でございました。
BULL DOCK
コンプリートマシン「GT-M」の製作だけではございません。
車両のメンテナンスや修理など、一般的な作業だってもちろん行っています。私もメンテナンスをお願いすることが…たま~にですが、ございます。修理してもらう機会がないというのが、正直なところ。
GT-Mやオリジナルパーツの展示室もございますので、気になる方はぜひ伺ってみてください。
今回の記事はいかがったでしょうか⁉️
日常をコミカルに書こうとしています。自分たちの子育てを通して、読んでくれる方々のお役に立てればと思っています。
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